医療脱毛

男性の脱毛経験率は年代でどう違う?30~50代が知る若い世代の実態

30~50代向け、若い世代の脱毛事情を年代別調査で確認する記事のアイキャッチ
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「脱毛は若い人だけのもの」と思っていませんか。2025年の調査では、20代男性の27.1%が病院・クリニックでの医療脱毛を利用した経験ありと回答しました。2021年の同調査では17.5%でした。若い世代で男性の脱毛が、身だしなみの選択肢として着実に身近になっています。

さらに20代では、利用経験はないが興味がある人も29.0%。これは経験者とは別の回答です。「男性の脱毛は特別」と思っていた30~50代に向け、2025年の年代別データと過去5回の推移を示し、今から検討するなら何を比べるべきか整理します。

結論:若い世代では脱毛が身近な選択肢。30~50代も今から検討できる

リクルートの「美容センサス2025年下期」では、20代男性の医療脱毛利用経験率が27.1%で、2021年の17.5%から9.6ポイント上がっています。2025年の同じ設問では、30代15.8%、40代9.4%、50代2.5%。医療脱毛の経験者は若い年代ほど多い結果です。

20代でも利用経験者が過半数という意味ではありません。ただ、利用経験者27.1%と、未経験で興味がある人29.0%を合わせると56.1%。経験か関心のどちらかがある人は半数を超えます。「脱毛を考える男性は例外」という認識は、今の20代には合いません。

2025年の年代別データ:20代男性の医療脱毛経験は27.1%

リクルートは2025年8月、人口20万人以上の都市に住む15~69歳の男女にインターネット調査を行いました。男性6,600人への「今までに以下の施設・サービスを利用しましたか」という質問のうち、「医療脱毛(病院・クリニックでの脱毛)」の利用経験を年代別に見ます。

グラフの「1,105人」などは、その年代で質問に答えた人数です。医療脱毛を受けた人数ではありません。20代なら1,105人の回答を基に27.1%という割合を出しています。

2025年調査の男性の医療脱毛利用経験率。20代27.1%、30代15.8%、40代9.4%、50代2.5%
出典:(株)リクルート ホットペッパービューティーアカデミー調べ『美容センサス2025年下期』美容医療編・21頁。グラフの人数は各年代の回答者数。

出典:(株)リクルート ホットペッパービューティーアカデミー調べ「美容センサス2025年下期」美容医療編・21頁。対象は人口20万人以上の都市に住む15~69歳の男性。図は20~50代を抜粋し、年代別の回答者数を併記しました。

ここで数えているのは病院・クリニックでの脱毛サービスを利用した経験です。エステや家庭用脱毛器、カミソリの自己処理を含めた「体毛ケア全体」の割合ではありません。

2021~2025年の推移:若い男性の医療脱毛は身近になった

同じ「美容センサス」の各年下期調査で、20代男性の医療脱毛利用経験率は、2021年17.5%、2022年18.3%、2023年19.8%、2024年21.6%、2025年27.1%です。2021年から2025年までに9.6ポイント上がりました。これは同一人物を追跡した結果ではなく、各年に別の回答者へ尋ねた調査です。

20代男性の医療脱毛利用経験率は2021年17.5%、2022年18.3%、2023年19.8%、2024年21.6%、2025年27.1%
出典:(株)リクルート ホットペッパービューティーアカデミー調べ『美容センサス2025年下期』美容医療編・21頁。各年別の調査で、同じ人を追跡したものではありません。

出典:(株)リクルート ホットペッパービューティーアカデミー調べ「美容センサス2025年下期」美容医療編・21頁。同一調査の過去年別集計を編集部でグラフ化。変化は割合の差(ポイント)であり、同じ人の行動変化を示すものではありません。

「若い男性の大半が医療脱毛を済ませた」とは言えません。しかし、20代の利用経験が各年の調査で上がってきたこと、2025年には未経験でも興味がある人が29.0%いることから、医療脱毛を身だしなみの選択肢として考える人が増えていると読めます。

2024年の別調査では、家庭用機器などを含む脱毛経験も確認

医療機関だけでなく、男性の脱毛経験をより広く見るとどうでしょうか。クロス・マーケティングが2024年8月に全国15~69歳男性1,375人へ行った調査では、「脱毛をしたことがある」と答えた割合は20代30%、30代25%、40代21%、50代13%でした。

この調査には脱毛剤、脱毛器、施術が含まれ、カミソリでのお手入れは含みません。グラフの「125人」「250人」は、各年代で質問に答えた人数です。脱毛した人数ではありません。

2024年調査の男性の脱毛経験率。15~19歳24%、20代30%、30代25%、40代21%、50代13%、60代6%
出典:クロス・マーケティング『美容に関する調査(2024年)男性編』図5。15~19歳は125人、20~60代は各年代250人が回答。

出典:クロス・マーケティング「美容に関する調査(2024年)男性編」図5。15~19歳は125人、20~60代は各年代250人が回答。インターネット調査の結果であり、国内男性全体を無作為抽出した調査ではありません。

2025年の医療脱毛グラフと、この2024年のグラフをつないで増減を計算してはいけません。調査主体、対象者、脱毛に含める方法が違うためです。2つの調査は、「若い世代には医療脱毛の経験者がいる」「30~50代にも広い意味での脱毛経験者がいる」という別々の事実を示しています。

若い世代の変化を知った30~50代は、何から始める?

20代の実態:医療脱毛の経験27.1%、未経験でも関心あり29.0%

2025年調査では、20代の半数超が「医療脱毛の利用経験」または「利用経験はないが興味がある」のどちらかを選びました。実際に受けた人と関心を持つ人は区別が必要ですが、男性の体毛ケアが会話や比較の対象になっていることが分かります。「自分の世代では話題にならなかった」という30~50代も、今の選択肢を知る価値があります。

30代:医療脱毛の経験15.8%。ヒゲから検討する

2025年の医療脱毛利用経験率は30代で15.8%でした。毎朝のヒゲ剃りに時間がかかるなら、まず週に何回、何分かけているか書き出しましょう。肌が赤くなったり痛んだりする場合は、ヒゲ剃りで肌が荒れる原因と受診の目安を確認し、皮膚の状態も相談材料にします。

40代:医療脱毛の経験9.4%。負担が大きい一部位から比べる

2025年の医療脱毛利用経験率は40代で9.4%。家庭用機器などを含む2024年の別調査では21%でした。定義が違うため同じ数字にはなりませんが、今の40代にも脱毛経験者がいます。ヒゲ、首、腕などから手入れが最も面倒な部位を一つ選び、自己処理・医療脱毛・エステの方法と総額を比べましょう。

50代:今からでも相談できる。毛色と肌の状態を確認

2025年の医療脱毛利用経験率は50代で2.5%。割合は若い世代より低いものの、年齢だけで施術の可否は決まりません。標準的なレーザー脱毛は毛の色素を標的とするため、白い毛には反応しにくいと米国皮膚科学会は説明しています。気になる部位に黒い毛がどの程度あるか、肌の状態、期待できる減毛量を医療機関で確認しましょう。

医療脱毛を選ぶ前に確認したい5項目

  1. 部位と到達点:全てなくしたいのか、剃る回数を減らしたいのか。
  2. 医療かエステか:提供できる施術とトラブル時の対応が異なります。詳しくは医療脱毛とエステ脱毛の違いを参照してください。
  3. 総額:契約料金だけでなく、追加照射、麻酔、剃毛、キャンセル費用も確認します。
  4. 皮膚の状態:日焼け、炎症、服薬歴などを相談し、受けられる施術とリスクを確認します。
  5. 予約と解約:通える間隔、契約期間、中途解約や返金の条件を文書で見ます。

レーザーは痛み、赤み、腫れのほか、まれに水疱、色素変化や瘢痕などの副作用も起こり得ます。毛色・肌色・部位で結果に個人差があるため、回数や仕上がりを一律に約束する広告表現は、その根拠を確かめましょう。

よくある質問

30代・40代からの脱毛は遅いですか?

年齢だけで遅いとは言えません。まず手入れの負担と希望部位を確認し、肌と毛の状態に合う選択肢を相談できます。白髪など毛色による制約はあります。

2024年と2025年のグラフは同じ脱毛経験率ですか?

いいえ。2025年のリクルート調査は病院・クリニックでの医療脱毛の利用経験です。2024年のクロス・マーケティング調査には脱毛剤、脱毛器、施術が含まれます。調査対象や設問も異なり、数字を足したり差を取ったりはできません。

若い世代で増えたことは証明できますか?

リクルートの各年下期調査では、20代男性の医療脱毛利用経験率が2021年17.5%から2025年27.1%へ上がっています。これは5回の調査の傾向を示しますが、同じ人を追った結果ではなく、社会全体の価値観の変化を直接測った数字でもありません。

まとめ:若い世代の変化を知り、まず一部位を比較する

2025年のリクルート調査では、20代男性の医療脱毛利用経験率は27.1%。2021年の17.5%から上がり、2025年には未経験でも興味がある人が29.0%いました。男性の脱毛は、若い世代にとって身だしなみの現実的な選択肢になっています。30~50代も、ヒゲなど負担が大きい一部位を決め、方法・総額・皮膚リスクを比べるところから始められます。

参考資料