睡眠不足は美容の大敵。とは女性がよく口にする言葉ですね。
確かに正しいのですが、どうして寝不足が肌に悪いのかを知っていましたか? そんなわけで、今回は「睡眠と美容」のメカニズムについてまとめてみました。
男性が以外に知らない点ですので、ぜひ参考にしてください。
まず睡眠について語る前に、肌が作られる仕組みについてちょっとご説明します。
皮膚の奥で生まれた肌細胞は、少しずつ表面へと移動し、最後に肌表面の角質となって、そのうち剥がれ落ちていきます。これをターンオーバーと呼びます。当サイトでも時々出てきている単語ですよね。
ターンオーバーのサイクルは、基本的に28日(4週間)となっていますが、加齢によって徐々に遅くなっていき、40代では40日以上も必要になってくるとも言われています。
しかし、加齢以上にターンオーバーを阻害する最大の要因が睡眠不足なのです。なぜなら、肌の再生は睡眠の間だけ行われるからなのです。
人間は起きている間は、脳や筋肉、内臓の活動にエネルギーの大半が使われるため、肌の生成までは行われません。 細胞の分裂を促し、肌を再生する成長ホルモンの分泌は睡眠時のみ分泌し、特にノンレム睡眠時に特に活発に分泌されるといわれています。
レム睡眠とノンレム睡眠を、簡単に説明するとこうなります。
レム睡眠:体は休んでいるが脳は起きている、浅い眠りの状態。記憶の再構築などが行われ、この際に夢を見ると言われています。
ノンレム睡眠:体も脳も休んでいる深い眠りの状態。この間に成長ホルモン分泌や、免疫機能増加が行われていると言われています。
睡眠中は、レム睡眠とノンレム睡眠が交互に訪れ、1サイクルが約70分から90分ほどだそうです。そして入眠後の最初2サイクル、つまり寝てからの3時間がもっとも深い眠りに落ち、この間に成長ホルモンがもっとも活発に分泌されるのです。
成長ホルモンに促された肌細胞は、眠っている間にタンパク質を合成し、老廃物を排出しながら、分裂を行います。この細胞分裂、つまり肌再生に要する時間がおよそ3時間とされています。
結果として、正常なターンオーバーのためには最低でも6時間が必要となり、サイクルのズレなどを考慮すると7時間ほどが必要とされています。 これが肌の再生のメカニズムですが、睡眠不足は免疫力の低下やストレス増大も招くため、肌にとってはさらに悪影響を与えてしまいます。
男性の場合、残業や夜の付き合いなどで不規則な生活になりがちですが、睡眠時間の確保がスキンケアにとって重要であることをちょっとだけ覚えておいてください。
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